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フィリピン、抗議行動で国際世論に訴え  古沢襄
ようやく日本のメデイアも南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権をめぐるフィリピンと中国の対立を報道するようになった。北京でこの問題を書くのは当局から嫌がらせを受けるので難しかったという説がある。尖閣諸島の問題と結びつけて”北京発”としたら、滞在ビザの延長を拒否されるという噂まで飛び出した。

その中でも産経新聞がシンガポール発で詳しく報道している。NHKは昨夜の九時に、この問題に触れていたが、何となく腰のひけた扱い。尖閣諸島の問題にはあえて触れていない。

中国国際放送がフィリピンを避難する長文のニュースを流していた。こちらの方は「黄岩島事件はフィリピン側の挑発によって発生したもの」と一方的にフィリピンを非難している。フィリピンが軍艦を撤退させないと悲惨な結末になると威嚇していた。

<【シンガポール=青木伸行】南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権をめぐり、中国と対立するフィリピン側では11日、市民らが世界の主な都市で中国への抗議行動を行い、「中国船は、スカボロー礁から退去せよ」と訴えた。

フィリピン政府は、国際世論に訴え外交による解決を目指している。一方、中国は7日、フィリピンの駐北京臨時代理大使に「事態を悪化させる行為に対応するすべての準備を整えている」と伝えたが、10日にはフィリピンとの交渉を再開させ、「脅しとすかし」を駆使している。

フィリピンのマニラ首都圏の中国領事館前では数百人が、「中国は脅しをやめろ」と書かれたプラカードを手に抗議し、中国の国旗を燃やした。参加者の一人は「中国は他人の家の庭で暴君のように振る舞っている。中国と領有権問題を抱える国がどんな目に遭うか、国際社会に理解してもらいたい」と話した。

米国やカナダ、イタリア、オーストラリアなどでも、フィリピンからの出稼ぎ労働者やフィリピン系市民が怒りの声をあげた。ある市民グループの関係者は「海外には多くの同胞がおり、その力を見せて国際世論に訴えたい」と語った。

フィリピン国内では、スペインが統治時代に作製した地図を根拠に、スカボロー礁の領有権の正当性を主張する動きも出ている。

中国はフィリピンへの観光を事実上、規制するなど経済的な打撃を狙った措置に出た。今年1〜3月の中国人観光客数は約9万6千人。韓国、米国、日本に次ぎ4位で、観光収入への影響は小さくない。

これに対し、フィリピン側は米国や国連、東南アジア諸国連合(ASEAN)などに支援を要請している。また、ロザリオ外相は8日、領有権問題を国連海洋法条約に基づき解決するため、国際海洋法裁判所に一方的に提訴するために「必要な準備を進めている」としている。

こうした外交重視の姿勢は「軍事力では圧倒的に中国にかなわず、同盟国の米国も不可抗力的な武力衝突を回避したい」(政府筋)からにほかならない。

中国はなぜ、ここにきて強硬姿勢を見せたのか。フィリピン側は(1)領土問題では一歩も譲らないという姿勢の強調(2)ASEAN内の対中最強硬派のフィリピンと、他のASEAN諸国への戒め(3)フィリピンとの同盟関係を強化する米国への牽(けん)制(せい)と、米国の出方への探り(4)フィリピンとの交渉を有利に進めるための脅し−と分析している。(産経)>

<< 南シナ海領有権、比で中国への抗議デモ>>

<南シナ海の領有権をめぐり、中国と緊張状態にあるフィリピンで11日、中国に対する抗議デモがありました。

首都マニラにある中国大使館の前には、現地時間11日正午に、およそ200人が集まり、「中国は南シナ海から撤退せよ」などと声を上げました。デモは、南シナ海の領有権をめぐって対立が続く中国に反発したフィリピンの市民グループなどが呼び掛けたものです。

南シナ海では、先月10日に、フィリピンの軍艦がスカボロー礁、中国名=黄岩島で中国漁船を取り締まろうとしたところ、中国の海洋調査船に阻止され、その後、両国の艦船がにらみ合い状態となっています。

フィリピン国内では、中国へのさらなる厳しい対応を求める声も上がっています。フィリピン政府は「外交上の努力で事態の沈静化を図る」としていますが、1か月経っても緊張状態が続いています。

一方、中国・北京のフィリピン大使館前では、フィリピンに対する抗議デモがありました。

「我々の領土は分けられるものでなく、外国人に足を踏み入れさせるわけにはいかない」(抗議に来た人)

抗議に訪れた中国人らは、「黄岩島は永遠に中国に属する」「もう我慢できない」などと書かれた横断幕を掲げました。

ただ、大使館周辺に多くの警察官が配置されたこともあり、抗議に訪れた人は少なく、大きな混乱はありませんでした。

こうした中、中国外務省は11日、改めてフィリピンを非難しました。

「黄岩島は中国固有の領土だ、黄岩島は中国固有の領土だ、黄岩島は中国固有の領土だ。責任はフィリピン側にある。中国としては、外交交渉を通じて、この事態を解決する立場に変わりはない」(中国外務省 洪磊 報道官)

会見で、洪磊報道官は「黄岩島は中国の領土である」と何度も繰り返し、対立の原因を作ったのは、フィリピンだと非難しました。また、フィリピンで中国に抗議するデモが起きたことについて、「事態の拡大につながる誤った行動だ」などと、フィリピンに自制を求めました。

中国とフィリピンの漁業監視船数隻が1か月経った今も、にらみ合いを続けていて、軍事的な衝突に発展する可能性も懸念されています。(毎日放送)>

<<南シナ海領有権めぐりフィリピンで反中デモ>>

<南シナ海での領有権をめぐり、中国とフィリピンの緊張が高まっている。フィリピンで11日、大規模な反中国デモが行われた。 デモは保守系の政党や市民団体が呼び掛け、マニラの中国領事館前に約300人が集まった。

デモの背景には、南シナ海での領有権争いがあり、先月、両国が領有を主張する岩礁の近くでフィリピンの艦船が中国漁船の取り締まりを行おうとしたところ、中国当局の艦船が間に割って入った。これ以来、1か月以上にわたって両国の艦船のにらみ合いが続いている。 

中国外務省は11日の会見で、「デモを行うようフィリピン側が国民を扇動したことは、事態を複雑化・拡大化させる誤った行動だ」と強く反発していて、緊張状態が続いている。(日本テレビ)>

<先月8日にフィリピンの軍艦が作業中の中国漁民をだ捕する事件が発生してから1ヶ月経ちました。この事件に対して中国はずっと自制と忍耐の態度を取り、平和的な手段による紛争の解決を主張してきました。

しかし、フィリピンはこれを完全無視して、外交交渉を回復するなどといった情報を撒き散らすと同時に、世界中で反中国のデモ行進を策動したりして、事態をさらにエスカレートさせています。

フィリピンはなぜ黄岩島問題で紛争を引き起こしたのでしょうか?

フィリピンが黄岩島問題で紛争を引き起こしたのは、3つの戦略的狙いがあります。1つ目は、フィリピンの領土拡張戦略がどれほど国際社会から認められるかを確かめることです。フィリピンは、200海里排他的経済水域内の島々はみな自国の領土だと主張しています。

フィリピンのこの主張を国際海洋裁判所が認め、中国がこれを認めざるを得ない事態になってしまったら、非常に厳重な結果を招きかねません。それは、中国領有の礼楽礁や中業島などはすべてフィリピンの領土になってしまいます。

また、その他の国々もその真似をして、排他的経済水域内の島々を自国のものにしてしまいます。こうなれば中国の海岸線から200海里離れた島々はどんどん他国に略奪されてしまうばかりか、合法化されてしまいます。2つ目は、国家主権や領土保全を守る中国の最低ラインを探ることです。

また、中国は戦略的好機を守るために領土と引き換えに平和を得ることができるのか。それから、平和な成長を目指している中国は挑発に直面して戦争という手段を訴えるかどうかを確かめることです。

3つ目はアメリカとフィリピンの軍事同盟関係を確かめることです。フィリピンとアメリカとは本当に肩を並べて戦う同盟関係なのか、また、どんな無茶なことをしても、アメリカはフィリピンの安全を守ってくれるかどうかを確かめます。

一方、フィリピンが黄岩島問題で紛争を引き起こした狙いは、5つあります。1つ目は、アメリカを後ろ盾として自らの勢いを中国に見せびらかすことです。2つ目は、アメリカのアジア太平洋戦略において先陣を切って、アメリカが使い捨てた兵器をただでもらいたいためです。

3つ目は、アキノ3世政権に対する国民の不満と怒りを南海紛争に向かわせること。4つ目は、今後の経済発展を図るために南海の天然ガス資源をどうしても手に入れたいこと。5つ目はASEANでリーダー的存在をアピールするために、中国と対抗できるASEANの一部の国を手に入れたいことです。

黄岩島事件はフィリピン側の挑発によって発生したものです。中国は平和的交渉による紛争の解決を何回も表明してきました。紛争解決の鍵はフィリピン側にあります。中国は、交渉による紛争の解決を図る用意があり、また事態の長期化や武力化に備える準備もできています。現在、フィリピン側にとって3つの選択肢しかありません。

1つ目は、軍艦を撤退させること、これはお互いにとってベストな選択かもしれません。

2つ目は、中国と長期的に対峙し、最後に失敗を喫してしまいます。これはフィリピンにとって悲惨な結末となります。

3つ目は、さらに摩擦と衝突を引き起こすこと。これは、フィリピンにとって最悪の事態となります。

選択肢によって異なる結果となりますが、フィリピン側が考えに考えを重ねて行動に出ることを期待します。(中国国際放送)>

杜父魚文庫
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