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六月政局は波瀾万丈  古沢襄
”小沢切り”、”話し合い解散”のタイムテーブルは変わっていない。時々刻々と時を刻んでいると、民主党の輿石幹事長を”ズル軍鶏(しゃも)”が洋服を着て歩いていると言い放った政治家が占った。

ズル軍鶏の策謀などは歯牙にもかけていない。小沢、輿石が野田と一時的な手打ちをしても、絶対的な多数を得ていない参院で、消費増税法案の成立は望めない。せいぜい法案の継続審議が”落ち”であろう。

野田が本気で消費増税法案の成立に政治生命を賭けるなら、自民党との提携しかない。だからズル軍鶏の策謀などは本筋でない、疝気筋と一蹴する。

自民党との提携の条件は、解散・総選挙の約束に尽きる。話し合い解散が俎上にのぼるには、まだ時間がある。タイムテーブルでは二つのケースを想定している。

一つは消費増税法案の衆院可決の前。野田が小沢、輿石と一時的な手打ちをすれば、自民党は反対票を投じざるを得ない。ここで賛成票を投じれば谷垣の命運は尽きる。九月の総裁選挙で再選を狙うことも覚束ない。

野田が小沢、輿石にいい顔をし、谷垣と手を握るのは二兎を追うものは一兎をも得ず・・・。裏で本筋の自民党と話し合い解散の詰めをしながら、表ではズル軍鶏の策謀に乗る芸当など正直者の野田が出来るだろうか。六月の時点でその決断を迫られる。

話し合い解散の時期をめぐって自民党との綱引きが始まる。谷垣は九月の総裁選挙の前、遅くとも八月選挙を主張するだろう。今度は小沢が猛反対する。野田は二正面作戦を強いられる。破れかぶれ解散の公算は少ないが、消費増税法案の衆院可決の前に一つのヤマ場が来るのは確実であろう。

何とか消費増税法案の衆院可決を乗り切ったとする。しかし参院で消費増税法案の成立を図るには自民党の協力が欠かせない。その前に通常国会の会期延長が必要になる。会期延長をしないことには、消費増税法案だけでなく他の重要法案が軒並み不成立になって、野田政権は窮地に立たされる。

自民党は会期延長の条件として、話し合い解散を正面切って要求してくる。これが二つ目のヤマ場。消費増税法案を成立させ、重要法案の成立を図るには解散要求に応じざるを得ないというのが、ズル軍鶏批判の政治家の見立てである。

小沢、輿石は解散に最後まで抵抗するであろう。来年夏の衆参ダブル選挙が大義名分となる。場合によっては九月代表選挙で野田再選を支持する可能性を匂わせて揺さぶりをかけてくる。

野田がそれを押し切って話し合い解散を選択すれば、小沢グループが離党し、新党に走ることがあり得る。六月政局は波瀾万丈といわざるを得ない。

杜父魚文庫
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