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それでもロシア産の天然ガスは魅力がある  古沢襄
朝日新聞は前原政調会長の宗谷海峡にガスパイプラインを海底敷設の記事を経済欄で小さいベタ記事で報じただけ。どうせ実現しない前原構想と踏んだのであろう。

逆に北海道新聞はモスクワの西田浩雅特派員が「宗谷海峡にガス供給管 前原氏、ロシアと検討合意」の記事を大きく扱った。

<【モスクワ西田浩雅】ロシア訪問中の民主党の前原誠司政調会長は3日、モスクワでロシア政府系天然ガス企業「ガスプロム」のメドベージェフ副社長と会談。両国を結ぶ天然ガスパイプライン敷設について、サハリン州―稚内ルートを念頭に可能性を検討することで合意した。

メドベージェフ氏がパイプライン敷設について日本側の意向を尋ねたのに対し、前原氏は「政府与党として検討の用意がある」と表明。候補地として宗谷海峡を挙げた。メドベージェフ氏は「技術的には実現可能」と応じ、経済的条件を検討することで一致した。

前原氏は会談後の記者会見で「経済産業省とも協議しており、個人的意見ではない」と強調。同席した三井辨雄政調会長代理(衆院道2区)は「まだ具体的計画ではないが、これを機に議論したい」と積極姿勢を示した。

7日に大統領に復帰するロシアのプーチン首相は昨年3月の東日本大震災後、日本とのエネルギー協力の強化を関係省庁に指示。これを受け、ロシア側ではガスパイプラインの敷設構想が浮上していた。(道新)>

メデイアの見方が割れるのは、この問題の難しさを反映している。その問題点を列記すると

\府・民主党の検討チームでは、天然ガスパイプラインをサハリン南部から宗谷海峡を経て北海道・稚内までの40キロでつなげるだけでなく、北海道南部から本土の青森県北部をつなぐ海底パイプラインの構想を持っている。さらに東日本大災害を受けた三陸沿岸にパイプラインを走らせる復興支援事業という位置付けをしたい思惑がある。

◆病臧呂”とも言うべき敷壮大な計画事業なのだが、その投資計画は立っていない。財政難の国家財政にその余力があるのか疑問が付きまとう。さりとて民間ベースでこれだけの巨大計画を行うのは困難といえる。

もうひとつの問題点は、天然ガスの供給源をロシアが握るという安全保障上の危惧が存在する。ロシアはウクライナなど東欧各国にガス供給を停める措置を発動して威圧外交を行った前科がある。

す馥眦にもパイプラインはテロの攻撃目標になり易い。北海道・稚内から東北南部に達するパイプラインの安全監視をどうするか。地震対策も欠かせない。

それでもロシア産の天然ガスをパイプラインで北海道や東北に走らせる構想は、天然資源に乏しい日本にとっては魅力ある計画である。

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