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輿石幹事長の秘策は継続審議?  古沢襄
東京新聞が「首相の決意を支持するそぶりを見せつつ、継続審議を模索しているのが民主党の輿石東幹事長だ」と書いている。私も”継続審議”の可能性を再三再四触れているので、わが意を得た記事だと思っている。ズルシャモが洋服を着て歩いているような輿石氏だから十分にあり得る話なのだ。

この秘策は自民党の実力者がかなり早い時点で指摘していた。野田首相が法案採決前の解散を否定し、岡田副総理が持ちかけた大連立も不発に終わった時点で、次善の策として今国会では法案を継続審議にして、頃合いをみてみて解散・総選挙にでる。国政進出が噂される大阪維新の会の準備が整わない前の選挙であるのは言うまでもない。

「輿石幹事長の腹はこれだよ。見ていてごらん」とこの実力者は自信たっぷりだった。政局の”読み”には定評があるこの人の見方なのだが、選挙をやれば民主党が壊滅的な大敗を喫する公算があるから、半信半疑で聞いていた。

しかし「民主党は大幅に議席を減らすが、第一党を守る公算がある。自民党は大幅に議席を増やすかもしれないがが、僅差で第二党ではないか。この結果となれば、選挙後、民主・自民の大連立がやり安くなる」

「仮に第一党と第二党が入れ替わっても、対等の連立が組めるから消費増税法案は無理なく成立する」・・・という”読み”なのである。一歩後退、二歩前進の秘策が継続審議。

そこで問題となるのは、民主党で党内最大の勢力である小沢グループの出方となる。選挙となれば選挙地盤が固まっていない一年生議員が多い小沢グループが落選の直撃を受ける。選挙は小沢グループにとって鬼門なのである。出来れば来年の任期満了に近い選挙を望むのが議員心理といえよう。

継続審議は消費増税法案を成立させる”急がば回れ”の策なのかもしれないが、選挙地盤が固まっていない一年生議員にとっては、少しでも遅い解散・総選挙が望ましい。とはいえ来年には待ったなしの総選挙の洗礼を受けねばならぬ。

輿石幹事長は継続審議・解散を匂わせながら、解散時期を出来るだけ引き延ばす腹とみえる。こういう手練手管は野田首相、岡田副総理には不得手。下手をすると剛球、直球を投げ続けて、小沢グループの造反を招き、自民党もそっぽを向くことになりかねない。追い詰められた解散・総選挙では、民主党はほんとうに壊滅的な惨敗を招くこともあり得る。さても政治の世界の一寸先は闇・・・四月政局は読みにくいということになる。

<政府は三十日、消費税率を二〇一五年十月に10%に引き上げる法案など社会保障と税の一体改革の関連法案を閣議決定し、国会に提出した。野田佳彦首相は今国会中の成立を目指す方針。衆院の採決で可決するか、否決するかに注目が集まる同法案だが、実は党執行部内では、党の分裂を回避するため、今国会で採決せずに継続審議を模索する動きが出ている。「可決か否決か」の前に「採決か継続か」のせめぎ合いが始まった。 
首相は三十日夜の記者会見で、消費税増税法案について「今国会中に全力を挙げて、政府・与党一体となって成立を期したい」と強調した。首相の決意を支持するそぶりを見せつつ、継続審議を模索しているのが民主党の輿石東幹事長だ。

増税法案をめぐっては、野党に参院の多数を握られて成立が見通せないどころか、衆院でも小沢一郎元代表ら党内の増税反対派議員が大量造反し、否決される恐れもある。

そうなれば、民主党は分裂。首相が衆院解散・総選挙に踏み切り、大敗を招きかねない。首相と小沢元代表の間に立ち、民主党政権の維持を最優先に考える輿石氏としては何としても避けたい事態だ。

そこで考えたのが、増税法案を今国会で採決せず、継続審議にする秘策だ。これなら反対派も造反できず、法案成立に「政治生命をかける」と強調する首相のメンツも丸つぶれにはならない。

輿石氏は二十九日の記者会見で、造反した党所属議員を処分する意向を示した。反対派をけん制する発言とされたが、採決すれば党内が混乱すると「予告」し、今国会での成立にこだわる首相を翻意させようとしているとの見方も出ている。(東京)>

杜父魚文庫
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