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重慶書記・薄き来が胡錦涛路線にすり寄る 宮崎正弘
その後の薄き来(重慶書記)は政治的延命の策略に懸命。突如、五年前の胡錦涛路線を堅持すると言い出し、「唱紅打黒」を引っ込めた。

失脚間違いなしと言われた薄き来だが、どっこい。彼は逞しく延命の政治工作をやってのけている。王立軍事件の翌日に重慶を訪ねたカナダの指導者と面会し、その翌日だかは北京へ飛んで政治局会議に出席したことまでは判明していた。政治局会議では発言をしなかった。

かれは自分を守るためには忠臣を斬ったのだ。まさに「校兎死して走狗煮らる」(漁で獲物が無くなれば猟犬が喰われる)

2月28日に上海常任委席上で愈正声(上海市書記)は「上海は中央が定めた規則を厳守する」と改めて強調した。

これはその前日の27日に広東書記の王洋が「ネット水軍によりネット世論を新しく管理する」という「広東模式」を打ち上げたことを牽制する狙いがあると言われ、同時に愈正声は『ライバル』でもある、王洋の共青団の増勢を牽制し、上海派が意気軒昂であることを誇示するための発言でもある。

他方、薄は突如、五年前の胡錦涛路線(改革開放、科学的発展などを掲げる、所謂『3・14総体部署』)を堅持すると言い出し、「唱紅打黒」を後方へ引っ込めた。これは2月24日の重慶市常務委員会の席上の発言とされ、はやくも薄が延命を狙って中央の権力中枢にはじかれないよう政治局常務委員会へのメッセージを送ったものと解釈される。

同時に薄き来が秋の第十八回党大会で政治局には残れるにせよ、常務委員会入りは絶望とみられ、そうなると愈正声がそのポストを奪えるという思惑も見え隠れする。独裁国家の権力闘争、凄まじいエネルギーが各指導者の発言から漏れてくる。

杜父魚文庫
| 宮崎正弘 | 09:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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